2010年10月 のアーカイブ

口腔がんとコーヒー

2010年10月19日 火曜日

院長の戸谷です。

今回は、お口にできる「がん(癌)」についてお話します。専門的ではなく、ごくおおまかな話です。

癌とは本来正常な自分の細胞が、無秩序に増殖してしまう状態を言います。例えば、こけてしまい、怪我したとしましょう。怪我した部分は、その部分の組織が損傷して正常な肉や肌がなくなっています。最終的には、その傷ついた部分に細胞がよせ集まって増殖し、途中でその増殖はストップがかかり、正常な肉や肌ができあがります。ちょっと盛り上がり、そして収縮して正常な形になります。

癌はその増殖にストップがかからず、無秩序に細胞が増えてしまう状態です。つまり「秩序を乱す」細胞です。人間の集団行動においても「僅かな人」が秩序を乱しても、秩序を乱す人に多くの人が同調しなければ、その集団の秩序は乱れません。でも、その秩序を乱す人が、集団においてかなりの割合を占めるとなると、その集団は崩壊します。それと同じです。

癌細胞は、人間(集団にあたる)において大変脅威ですので、常に免疫細胞が目を光らし、癌細胞ができてもすぐに駆逐してしまいます。でもその目を逃れ、次第に増殖して数が多くなりすぎると、もう免疫細胞では駆逐する事ができなくなり、目に見える集団「癌」となるのです。

特徴として、もともと自分の細胞です。なので、がんの出来始めは「痛くない」のです。自分の組織が少し変化したものですから、初期は痛くないのが大半です。「痛くないけど、最近固まりができている」「それが何週間も続いている」「治る気配がなく、形や大きさ、色が変化している」などと感じたら、念のため口腔外科に診てもらいましょう。お口の細胞構成(専門的には「扁平上皮(へんぺいじょうひ)」という)は、食道の細胞構成と同じです。ですので、過去お口に癌ができているは食道までは特にチェックを。反対に食道に癌ができたことのある人は食道~お口までチェックが必要です。

蛇足ですが、この前阪大の口腔外科に行ったのですが、向こうの先生が「コーヒーに口腔癌を抑制する効果があることが、外国の文献に3つほど掲載されています。さすが3つも掲載されている以上は、やはりそれなりの根拠があるのでしょうね」とのこと。コーヒーは糖尿病発症抑制の効果も報告されていますし、あまり熱くしないで(熱いとお口の粘膜を損傷してしまう)、コーヒーを楽しみましょう。

好きな言葉

2010年10月15日 金曜日

こんにちは!助手の原です☆
10月ももう半ばだというのにまだ少し暑い日が続いていますね。
私は大学も始まり、あわただしい毎日を過ごしています。

みなさん、好きな言葉はありますか?私は「ありがとう」という言葉が好きです。
こう言われて嫌な思いをする人はきっといないと思います。
でもいざ伝えるとなるとなんだか言うのが恥ずかしいですよね。
それが自分にとって身近な人、例えば家族や友人、恋人なら尚更。
だけど最近思うんです、伝えられる距離のうちに伝えておかなければ、と。

身近であればあるほどその存在が当たり前に思えてしまいます。
私たち日本人は「言わなくてもきっとわかってくれるだろう!」と思ってしまいがちだと聞いた事があります。
確かにそうかもしれません。何をしていても、時間はみんな平等に流れています。
それならなるべくきれいで優しい言葉をつかって生きていきたいですよね^^

自分のために何かをしてくれたり、声を掛けてくれたり…、
そんな周りの人たちを大切にしていきたい
とたに歯科で毎日楽しく働かせていただく中で、そんなことを思いました。