Oral ID(オーラル アイディ)とは
口腔がん等の病変の早期発見を目的に開発されたキット
口のがんの多くは舌(特に側面)から発生するものが多く、当該部位での早期発見を目的としたものです。その際、疑わしい病変は細胞を採取し(ブラシで擦るだけ)、出身大学の新潟大学病理学講座に病理診断を依頼します。細胞採取に適さないもの、より悪性が疑われるものは、最初から病院の口腔外科に精密検査を依頼いたします。 (※あくまでスクリーニングであり、確実に発見できるというものではありません。また、光が届かない場所、光が届かない深部には効果がありません)「口腔内蛍光観察装置 Oral ID」は、特殊な波長の光を照らすことによって、がんを黒く画像化させ、発見しやすくするものです。光を当てるだけですので、検査に痛みはありません。
この装置の導入におきまして、「口のがんはできるだけ早期に発見できれば、大きな後遺症を残さないで済む」「費用を考えて検査をしない場合、患者さんに大きな問題を引き起こす」ため、当院での定期検診に、無料で組み込む事としました。久しく定期検診をされていない方、興味のある方はお気軽にご連絡くださいませ。