小児歯科での思い出(及び6月分義援金報告)

こんにちは。戸谷です。

私は小さい頃虫歯が多く、阪大の小児歯科に通っていました。とたに歯科における子どもの治療は、このときの実体験が大きく影響しています。

子どもなので泣くし、なかなか面倒だったでしょう。

「子どもの事だから、そんなに覚えていないのでは?」「泣いた事くらいは覚えているレベルでは?」とお思いかもしれませんが、意外に覚えています。(笑)

神経の治療に使う注射器状のもの、抜歯の時に使った道具は、当時は知らなかったものの、今では明瞭にわかります。(どんな治療をしたか、結果的にわかります) 内容やその時の心境を大変細かく記憶していたため、教わった新潟大の小児歯科では私のレポートが結構話題になったと聞きました。

あと意地悪な言葉をかけながら治療をした先生を、とてもよく覚えています。(悪気がなくても、子どもには恐怖です)

 その一方でとても良かった先生も覚えています。30歳代中ごろの先生で、毛むくじゃらの腕。治療がとても柔らかい(その時は麻酔が不要だったのかもしれませんが)、感じでした。ある時治療を受けに行くとその先生がいません。

私:「あの先生は?」  看護婦さん:「どの先生?」  私:「男の先生で、毛むくじゃらの感じ」

看護婦さん:えー、どの先生かな。(看護婦さん同士でちょこっと会話)「あー、シマ先生(もしかしたらシバかも)や。 あの先生、千葉に帰られたわ」

 私が治療する時は、「泣くのは、子どもの仕事の一つ」と割り切っていますので、それほど気になりません。(自分も泣いていたし)

新潟大学の小児歯科では「泣こう、騒ごう小児歯科」というフレーズがあります。

1「本当は泣きたい。でも我慢して泣かない」→「なんだ、泣かないんだ。じゃあどんどんやっちゃおう!」

2「泣きたい」→泣く→「痛い思いを我慢しているんだ。できるだけ配慮しよう」

こうなると1と2の子で対応が異なり、1の子には配慮が不足する事になります。これでは不公平ではないか、

というのがベースにあります。

むしろ泣く方がストレス発散となり、治療後「ケロッ」としている傾向が多いですね。ただ大学ではあまりにも泣く、暴れる子には抑制器(体を押さえつける)があり、装着が基本となりますので、泣いても普通に治療ができるので、当院とは環境がやや異なります。

どうしても暴れる子は大学病院や専門病院に紹介となりますが、できるだけ当院で診るようにしています。

治療を嫌がるお子さんは、最初はブラッシング指導から。次に削る道具に慣れてもらう。今度は麻酔不要な治療から始めて「なんだ。たいした事ないんだ」と感じてもらい、最終的には麻酔必要な場所には使用します。

ただ基本はお母さんが治療を受けているのを、お子さんが横で見ていると、「それほど痛いのではないのか」と考えるので比較的スムーズに治療に入れる事が多いので、是非お母さんはお子さんを連れてきてください。そのために当院では待合室を大きく、かつキッズコーナーを設けています。

小さい頃の虫歯は進行が早いです。また、それを予防するのは親御さんの役割です。なかなか大変ですが、是非お口のチェックと仕上げ磨きは欠かさないようにしてください。

東日本大震災 6月分の義援金ですが「患者様お一人1回治療につき200円募金(患者様の自己負担額&治療総額は変わらず))」による寄付金は、13万300円となり、7月4日本赤十字社に送金いたしました。

受付に設置している患者様からの募金に関しては、9月末に再度集計してまとめて送金いたします。御協力有難うございました。